成年後見制度とは?
成年後見とは、認知症・知的障害・精神障害などで判断能力が十分でない方が詐欺や悪徳商法といった被害にあわないよう、家庭裁判所に申し立て援助する人(後見人)をつけてもらう制度のことです。
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例えば、下記のようなケースで成年後見制度を利用することができます。
・夫に先立たれてしまい、1人暮らしに。老後の財産管理に不安がある
・高齢の1人暮らし。悪質な訪問販売に騙されないか、自信がない
・認知症で入院している父名義の不動産を売って、入院費用にあてたい
・子どもに重度の知的障害があり、自分たち(親)が亡くなったあとが心配
超高齢化社会に突入し、成年後見制度の利用者は年々増加しています。将来的に利用したいと考え、制度について調べる人も多いでしょう。
ここでは成年後見制度を正しく理解するための情報をまとめましたので、ぜひご活用ください。
成年後見制度は次のような理念に基づいて運用されています
①ノーマライゼーション…障害者・判断能力が低下した人と健常者が区別されることなく、平等に生活できる社会を目指すという考え方
②自己決定権の尊重…例え判断能力が衰えていても、現有能力(残存能力)を十分に活かし、本人の自己決定権を尊重すべきという考え方
③身分配慮義務…本人の心身および生活の状況を配慮する義務
つまり、後見人は単に財産の管理だけをするのではなく、本人の意思や状況を考慮しながら「生活を支える」立場にあるのです。
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