一つ前の世代の相続手続きができていなかったケース
- 2017.04.24
状況
ご相談内容は、祖父の土地を相続し、その不動産の名義を自分に変更したいということでした。
祖父は10年以上前に亡くなりましたが、その時は相続手続である不動産の名義変更を行なっておらず、相続人が20名近くになっているということでした。
当事務所からのご提案
まずは、相続人が増えてしまっていないか、新しい相続人が発生しているか、相続人は誰なのかを確認する為、戸籍収集を行うことをご提案いたしました。
また、相談者とは別に、不動産を相続したいとおっしゃる方がいらっしゃったので、その方を説得することを提案いたしました。
結果
戸籍収集をした結果、相続権がある人は20名にものぼりましたが、当事務所では一人ひとりの相続人と連絡を取り、相談者様の意向通り、無事に不動産の名義を相談者に移すことができました。
この記事を担当した司法書士
かぜのおか司法書士法人
代表司法書士
岩切 康広
保有資格司法書士・宅地建物取引士・相続アドバイザー
専門分野相続・遺言・生前対策
経歴昭和53年鹿児島生まれ。 平成17年司法書士試験一発合格。鹿児島市内で司法書士法人に勤務の後、平成21年5月吉野町でかぜのおか司法書士事務所を開設。 現在、個人から企業まで幅広い範囲の相談案件に奮闘中。