相続権の無い方に財産を譲渡する為の遺言書作成を成功させたケース
- 2017.04.24
状況
相談者は一人暮らしで、よく面倒をみてくれるご近所の方がいらっしゃいます。
そちらの方に相談者の財産を渡したいので遺言を作成したいとご来所されました。相談者にはご兄弟がいらっしゃいますが疎遠であり、ご兄弟には財産を渡したくないとのことでした。
提案
相続権の無い人に遺産を相続させたい場合は遺言作成が必要であることを伝えました。また、遺言書を作成する際、公証役場に出向く必要があります。しかし、相談者は足が悪く、外出することが難しかった為、公証人に相談者の自宅まで出張してもらうことをご提案しました。
結果
無事、公証人に出張してもらうこともでき、遺言書を作成することができました。
この記事を担当した司法書士
かぜのおか司法書士法人
代表司法書士
岩切 康広
保有資格司法書士・宅地建物取引士・相続アドバイザー
専門分野相続・遺言・生前対策
経歴昭和53年鹿児島生まれ。 平成17年司法書士試験一発合格。鹿児島市内で司法書士法人に勤務の後、平成21年5月吉野町でかぜのおか司法書士事務所を開設。 現在、個人から企業まで幅広い範囲の相談案件に奮闘中。